少し前の８月上旬に、タレントのフワちゃんが芸人のやす子さんに対して不適切な発言（〇んでください等）をX上でしたことにより、炎上そして芸能活動の停止に追い込まれる事態に発展しました。
当初フワちゃんは誤爆だったとの釈明をしていましたが、火に油を注ぐことになり、後日やす子さんに直接の謝罪を行い、さらに謝罪の文面をXに載せていました。自分としては、十分に謝罪等を行い、被害者のやす子さんも許していたので（表面上かもしれないですが）、特段の問題視はしていませんでした。ただ外野であるネット民やテレビ局が炎上、大騒ぎをしたことが問題を大きくしたと自分は考えています。
テレビ局については、コンプライアンス等の関連もあって、タレントの起用を見送ることは理解できますし、当然だと思います。しかしネット民は、このような不祥事があるたびに、当事者に対して暴言や誹謗中傷をする傾向にあります。しかも当人と分からないようにハンドルネームで活動している人が大多数であるため、平然とストレスのはけ口のごとく暴言や誹謗中傷をします。これが炎上の原因の一つであり、法整備が追い付いていない以上、今後も減ることはないと思います。まさに卑怯者の極みと言えます。
そしてフワちゃんが謝罪文をXに載せた時にも、「誠意が感じられない」などのコメントがあったそうです。そのようなコメントをした人に聞きたい。何を以って「誠意」とするのか、聞かせてもらいたいものです。まぁ、本名も名乗れない人に誠意があるとは思えませんけどね。
フワちゃんを全面的に擁護するつもりはありませんが、いじめっ子を大人数で寄って集っていじめることには賛同できません。フワちゃんのやす子さんに対する嫉妬のような感情があったのかもしれません。また、謝罪を受け入れたやす子さんの寛大さには見習うものが多いです。
そもそも論になりますが、「〇んでください」や「〇えてください」などの暴言を発したことがない人は、この世に存在するのでしょうか？そんな聖人君子がいたら見てみたいものです。
