C-Macksの自論展開

日々の物事に対し、情報を収集し自論を述べていくものです。賛同意見・反対意見は歓迎しますが、暴言・脅迫・罵詈雑言はお断りです。

北海道・頭部持ち去り事件を考察

こんにちは。

土日はブログをあまりいじらないので、少々時間が空いてしまいました。

今回は「事件の考察」を独自の目線で行っていきます。

タイトルにもあるように、7/2に発覚した北海道の頭部のないご遺体が見つかった事件を取り上げます。

なお、「続きを読む」からは論文調に文章を書いています。

興味のない方は、黙ってブラウザの×を押してください。

「北海道・札幌すすきの首狩り事件」(勝手に命名

1人の女性と思われる人が高齢男性U氏を殺害し、被害者の首をもって逃げた事件が、加害者のみならずその家族も容疑者となる大きな事件へと発展したこの事件、現在までに収集した情報をもとに自分なりの解析および考察を行っていこうと思う。あくまで自論になるので、鵜呑みだけはしないように。

(本事件の容疑者等についてはイニシャルの表記をする)

 

まずは家族構成から。

父:OT容疑者、母:HT容疑者、娘:RT容疑者

いずれも容疑は、遺体遺棄、遺体領得、遺体損壊。

女性と思われる人はRT容疑者であり、この事件の首謀者である可能性が高い。RT容疑者については殺人の実行犯としても捜査が進んでいる。父母については、RT容疑者と同じ罪状ではあるが、どこまで罪に加担していたかが焦点となる。これまでのところ明確な情報はないが、周辺の情報から後に考察を行う。

 

次にそれぞれの容疑者について考察を行う。

RT容疑者については、兄弟等の情報が全く出てこないので、おそらく一人っ子であると推測。そして祖父の証言に「女の子は叱って育てるものじゃないと父母に言っていた」とある。前提として、「一人っ子」というのは自分の世界を非常に大事にし、他人から干渉されることを嫌う傾向がある。「自分の世界」は自分の思い描いた、ある種の理想の世界だと思っていただいても良い。通常は親等のしつけや集団生活を経験することで、自分の世界を大事にしつつもある程度外部の干渉に触れ、社会に順応していくものだ。ところが、今回の容疑者家族においては、そのしつけができてなく典型的な「一人っ子」ができあがったと推察する(なお、「しつけ」の話をすると長くなるので、いつか別枠を設ける)。このまま成長し社会に出るとどうなるか。結論から言うと「自分の世界を否定や拒絶、過干渉する者は全員敵だ!」と思うようになる。同級生の証言にRT容疑者の小学生時代に関するものがあった。「服装をちゃかされただけで、カッターナイフをもってちゃかした同級生を追いかけ、挙句首元にカッターナイフを突きつけて『次言ったら殺すぞ』と言っていた」と。まさに典型例と言えよう。この時点で親等がしつけていれば修正はできたであろうが、それを怠ったのだろう。それ故に、修正されることなく成長した結果がたとえ身近な両親であっても「自分の世界を脅かすものは敵だ!」となってしまったのだろう。

推測にはなるが、この事件が起こるまでに、RT容疑者が上記の理由により家庭内で大暴れ(暴力や暴言等)をし、両親がRT容疑者に従わざるを得ない環境を作り上げたのだろう。1年ほど前から父OT容疑者の行動が変わったことが裏付けとなるだろう。朝方家に帰ってきたと思ったら数十分で出てきた、食事も家に入らず車の中でしていた、休日であっても車の中で過ごしていたなど。これはRT容疑者と極力接触したくないという真意の現れであると推察する。また事件前に父娘で刃物やキャリーバッグを購入していたとの情報から、父OT容疑者は娘が被害者U氏を殺すことを知っていたまたは感づいていたのだろうが、「もしここで『そういうことはやめないか?』と言ったら、自分が標的になる」と父は恐れていたのだろう。すでに主従関係ができあがっていたとの前提ではある。母HT容疑者も娘の琴線に触れないよう、細心の注意を払って生活をしていたのだろう。ゴミ1つ捨てるにしてもそのようにせざるを得ず、結局家じゅうがゴミ屋敷のようになったと推測する。

以上の推論から、娘RT容疑者が主、両親が従の関係が確立しており、両親は娘の言動・行動に何も言うことができなかったものと考えられる。故に、事件を起こした娘を匿うかのような行動を両親がとったのだろう。この推論通りならば、両親の罪の重さはそう重たくはならないものと思われる。

次に被害者U氏の考察を行うが、被害者ということもあって情報は非常に少ない。U氏は週末になると札幌市内にあるダンスクラブに通っており、お酒を飲みながら様々な女性と会話を楽しんでいた。RT容疑者ともこのようにして知り合ったと思われる。事件のあった7月1日もディスコイベントに参加していたようだ。この日までにU氏とRT容疑者は何かしらのトラブルを抱えていたようだが、内容までは明かされていない。U氏の職業や年齢差を鑑みると、パパ活関係のトラブルではないかと推測する。また知人等の証言からも悪い噂を聞かない。が、人間誰しも裏の顔というものがあるので、そこらは鵜呑みにしない。

さて、ここからは事件の内容についてだが、全部が全部考察を行うとキリがないので、特に着目した「頭部の持ち去り」の部分について推理・考察を行う。

被害者の持ち物を持ち去ることは多々あることであり、身元の発覚を遅らせるためという理由は容易に思いつく。今回の「頭部の持ち去り」も身元の発覚を遅らせるためとの警察の見解が報道されている。その可能性は否定しないが、私の見解は異なる。後に持ち去った頭部を自宅で動画撮影していた事実も発覚している。

そもそも身元の発覚を遅らせるためといえども、頭部を持ち去ることが効果的とは思えない。人の頭部の重さは、体重の約1割あるといわれている(例:体重80kgの人なら約8kg)。また切断をするにも相当の労力が必要となる。そこまでして頭部を持ち去るとなれば、別に理由があると考えられる。

考えられる理由は2つ。1つは「令和の阿部定事件」である。阿部定事件を簡単に説明すると、愛した相手を殺害し、体の一部(このときは局部)を切り取って逃亡した事件である(詳しくは検索を)。今回の事件もこれに類似している。つまり、RT容疑者がU氏を愛していたが、U氏には妻がおり、さらにダンスクラブ等で自分以外の女性とも仲良くしていることが気に入らなく、「永遠に自分のものにしたい」という衝動が収まらなくなった結果、この事件が起こったという流れだ。動画撮影も「これであなたは永遠に自分のもの」という見える証拠として行ったと推測される。

もう1つは「いわゆる戦利品」である。前述の理由とは反対の理由で、RT容疑者に対しU氏が否定的な言動をとったことに腹を立て、殺害を計画・実行し、さらに殺害だけでは飽き足らず、戦利品として頭部を切断、持ち去りをしたという流れだ。イメージするなら、戦国時代において武将が戦を行い、戦の勝利の証拠として敵将の首を自陣に持ち帰る、というのがわかりやすいだろう。動画撮影もいつかは腐敗して遺棄しなければならなくなったときでも、証拠として保存を行ったと推測される。

いずれの理由にも共通するのが「一人っ子特有の自分の世界」である。前者は思い描いた自分の世界通りにならないことが確定したことへの反発的な衝動、後者は自分の世界を踏みにじった戦犯への処刑をそれぞれ意味していると推測する。

 

以上、長々と推理・考察を行ったが、あくまでこれは私の意見であり、動機等も勝手に考察をしたものだ。事件の真相や動機等はおいおい判明すると思われるため、その時にこの考察と比較するのも面白いだろう。